【西野亮廣さんの絵本をフィリピンのこどもに届ける大作戦〜日本の絵本でフィリピンのこどもに笑顔を〜】その6
ゴミ山の次は一旦休憩。
日本人で美容関係の支援者が協力して立ち上げられたアエタの人による美容院
「絆サロン」
今回出会った4人は元々みすぼらしい格好で物乞いをしたりしながら生きてきたところをかずやさんたちが声をかけ美容師に育てたあげてる。
アエタの女性は「美」を知らず育ちその皆が故差別されたり、軽視されている。
でも、彼女たちにストレートパーマ、洋服、化粧を教えてあげたことにより、仕事を持ち、周りの見る目が変わり、それが自信に変わり今では彼女たちは一部のアエタ族の中では憧れの存在なんだとか。
実際、ほんとに小柄でおしゃれで可愛らしい彼女たちはキラキラ輝いてた!
このサロンでは定期的に日本人の美容師が来て技術指導し、受けた彼女たちはそれをアエタの方限定で無料でカットし、「美」を広めている。
今まで差別を受け一番底を知ってるのにあんな明るく優しい彼女たちを見てると、世界中の女性が心身とも美しくなれば「戦争」や「差別」はなくなるんじゃ無かろうか。
やっぱり世界共通で女性に「美」は大切なんやな〜。
と「美」に関わることを生業にしてる端くれとして絆サロンと協力して何かできないかと本気で考えだした。
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ここでかずやさんから今回のきっかけとなった村に行くかどうかの最終判断を聞かれたボクは…
「絵本を渡さず、遊びに行くだけなら村の人(村に戻った人)に逆に失礼になるのでやめておきます」
と迷わず断った。
あれだけ悩んでたことだったけどこれはミゲルくんのお陰で判断できた。
彼の朗読が今回のプロジェクトを成功させる鍵になると確信したから!
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この後、彼女たちに協力してもらいながら、「村と街を行き来する人」のアエタ族の村に入らせてもらうことに。
数ヶ月前までは服すらズタボロだった彼女たちも今ではお出掛け前のお手入れは欠かせない(笑)
つづく…
▼▼西野亮廣さんの絵本をフィリピンのこどもに届ける大作戦 目次▼▼
※随時更新中!
西野亮廣さんの絵本をフィリピンのこどもに届ける大作戦
その1〜フィリピンに到着〜
その2〜こどもたちにできること〜
その3〜リトルボイス小学校〜
その4〜ミゲルくん〜
その5〜スービックのゴミ山〜
その6〜絆サロン〜
その7〜街とを行き来するアエタの人たちが住む村〜
その8〜町が運営する学校〜
閑話休題〜ミゲルくんその2〜
閑話休題その2〜帰国直後のお話〜
その9〜絵本のプレゼント〜
その10〜活動1日目終了〜
その11※ただいま準備中
リユースで次世代を担うこどもたちを応援する「こども夢みらい応援団」はSDGs【持続可能な開発目標(SDGs)】の目標達成に向け取り組んでいます。
BANSOこども夢みらい応援団 SDGsとは
今回の大作戦では、SDGsの内5つの目標に取り組んでいます。