【西野亮廣さんの絵本をフィリピンのこどもに届ける大作戦〜日本の絵本でフィリピンのこどもに笑顔を〜】その5
ミゲルくんの家を後にし、次に来たのはスービックにあるゴミ山へ。
絵本に登場するゴミ人間プペルが誕生したのもゴミ山でなんとなく通づること部分が。
フィリピンでは現在国からの命令で学校教育を受けるよう徹底されてるけど、中にはドロップしたこどもたちも居てそんな子がここでゴミの中からお金になりそうなモノを探したり、それより小さな子は遊んだりしている。
当然、所構わず異臭が漂い、砂埃が舞いハエがたかりまくるその現場にいるこどもたちの手足や顔は当然泥だらけ。
靴すら履いていない子もいる。
ここで絶対にしてはいけないのは「気持ち悪そうな顔」や「臭い」という素振り。
基本よそ者の僕らは信用されていない。
大人に了解を得たあと、僕らに興味を持ってもらうためにはそんな素振りは一切せずににシャボン玉で遊んでみたりしながら興味を持ってもらう。
少し打ち解けたところで簡単に絵本を読み話を聞かせてみた。
興味を持った子、まだよくわからない子といたが、僕たちがまた来たときまでちゃんと大切にできるか?みんなに読んであげれるか?
興味がなければ数時間後には、その辺に捨てられたり、焚き火にされたり、親が売りさばいたりするような世界。
そうならないことを確認し、大きなこどもたちから順番に一冊ずつくばらしてもらった。
そのあと、みんなにお菓子を配りお別れ。
ここもアエタじゃないんだけど西野さんごめん!
ゴミ山に1冊だけって方法もあったんだけど「えんとつ町のプペル」の絵やストーリーが彼らの光になればと思い渡させてもらいました。
でも、一つ言えるのは彼らはこれが当たり前の世界だから悲壮感はなく、身なりはこんなだけど笑顔が素敵。
つづく…
追伸
フィリピンの法律でゴミを燃やすな。
(有害物質が出るから)
という法律があるそうです。
このゴミ山にはゴミが毎日数トンが運ばれてきます。
でも、燃やすことができないゴミは古いゴミから順に別の山に埋めに行くそうです。
この問題解決する方法ありませんか??
▼▼西野亮廣さんの絵本をフィリピンのこどもに届ける大作戦 目次▼▼
※随時更新中!
西野亮廣さんの絵本をフィリピンのこどもに届ける大作戦
その1〜フィリピンに到着〜
その2〜こどもたちにできること〜
その3〜リトルボイス小学校〜
その4〜ミゲルくん〜
その5〜スービックのゴミ山〜
その6〜絆サロン〜
その7〜街とを行き来するアエタの人たちが住む村〜
その8〜町が運営する学校〜
閑話休題〜ミゲルくんその2〜
閑話休題その2〜帰国直後のお話〜
その9〜絵本のプレゼント〜
その10〜活動1日目終了〜
その11※ただいま準備中
リユースで次世代を担うこどもたちを応援する「こども夢みらい応援団」はSDGs【持続可能な開発目標(SDGs)】の目標達成に向け取り組んでいます。
BANSOこども夢みらい応援団 SDGsとは
今回の大作戦では、SDGsの内5つの目標に取り組んでいます。